靴が原因で起こる足の変形

幼児にも起こる足の指の変形

「靴」を正しく知っていただくために、足の変形と靴の関係をご紹介します。

“足の変形”といわれてイメージしやすいのが、足の指の変形です。

外反母趾
外反母趾

内反小趾
内反小趾

ハンマートゥ
ハンマートゥ

クロウトゥ
クロウトゥ

いずれも幼児の足の写真です。

このような変形はパンプスのような靴を履いて足に窮屈な思いをさせるからだと思われがちですが、男性や幼児にも一般的に見られます。

ではこちらはどうでしょう?

踵の外反
踵の外反

浮きゆび
浮きゆび

これはパッと見ただけでは分からない「隠れ変形」とでも言いましょうか。

しかし実は、体全体のバランスの崩れや足指の変形を引き起こす原因ともなる、恐ろしい症状なのです。

足の変形の原因を断つために「靴」を見直そう

残念なことに、これらの症状は病院で治療対象となるものではありません。成長とともに改善することもあるからです。

しかし、原因を絶たなければ改善も期待できませんね。

それこそが、靴。

緩すぎてもきつすぎてもダメ

実は以上のようなトラブルは、緩い靴でもきつい靴でも起こります。靴の構造的な問題が原因のこともあります。

とにかく、足に合わない靴を履くことは、身体のバランスを保とうとして足の指に不自然な動きが強いられたり、足がうまく動かせないことで体のバランスが崩れる原因になります。

足が正常な動きができなければ、足の裏のアーチバランスも崩れ、足のトラブルを引き起こすのです。