足には全身の骨の1/4が集まっている
人の体には、全部で208個の骨があります。そのうち1/4にあたる56個の骨が、足首から下に集結しています。(片足で28個)
これらの小さな骨が靭帯や筋肉で繋げられ、すべての体重を支えながら複雑な動きを可能にしているのです。
骨が大人の完成形に近づくのは、小学校卒業の頃
ぷにぷにとしてやわらかい赤ちゃんの足にも、もちろんたくさんの骨があります。
生まれたての赤ちゃんの足の骨は軟骨部分が多く、それぞれの結びつきが弱い状態です。そこから裸足でいろんな感覚を経験したり、足全体を動かして遊ぶことを通して、強靭な足が作り上げられます。
そうして12歳頃までにゆっくりゆっくり大人の完成形に近づいていくと言われています。
だんだんと子どもの好みも出てくるので、小学生にもなると見た目やデザイン重視で靴を選んでしまう親御さんも多いのではないでしょうか。
でも実は、小学校卒業の頃でも足の骨はほんのできたてなんです。
それまでの12年間は、足の骨が成長する時期であると同時に、変形が進行しやすい時期でもあるのです。